はじめに

すでに以下のように、NVRAMの電池外付けレポートはありますが、
ICの端子の場所が把握しにくいと思いまして、拡大した画像を撮影しました
ので報告しました。機種は SparcStation-5 です。

こすみっくさんの『すぱあくタマ手箱』のNVRAMのページ
http://..../~kosmic/sparc/sparc_nvram_change.html
(B)↑ドメイン消滅?につき、削除。jaist から移行してましたが残念。

と、そこからリンクされていた
http://..(略).../members/nukata/misc/nvram/sun-nvram-battery-change.html
(A)  2002年3月時点で、無くなっているので、ホスト名略しました

ttp://kikori.uf.a.u-tokyo.ac.jp/~tss/japanese/sun/nvram/
(B)もう見られません。残念です。

などを参考に作業しました。

 http://www.matsusaka.ne.jp/~ueno/techical/WS/sunnvram.japanese.html 
(A)参考サイト追記↑(いつしか相互リンク状態です)

 http://www.clarestudio.org/elec/nvram/
(B)2007/9 ↑一行追加。 クレア工房さん。MKPコマンドは私は知らないです。

以下簡単な補足と画像レポートです。
重要な事前準備は .idprom のメモ位でしょうか???
71201000 obio 0 map-page
fd8 32 dump
で、事前に map-page のアドレスも確認しておくと確実です。
また、壊してもいいように電池の切れた NVRAM を何個か持ってることが前提です:-p


尚、私のページはいつまで残すか怪しいので、リンクを張るより
データごと持っていって頂けると嬉しいです。
#ええ、万一奇特な方いらした場合です(汗)… fj等でアナウンスするだけでOK。

それでは画像です。


みなさん、きちんとカッターなどで削るようですが、面倒がりの私は、
ペンチでガリガリ削りとりました。見ため汚いのでInline画像にしません
でしたが、削り屑はこんな感じです。
  削り屑 

んで、以下が、電源端子の拡大図です。右側を削ります。


ここで、元の電池の端子と決して導通しないようにすることと
ショートさせないことに注意しました。
#万一ショートしたらマシンの内部で電池が加熱したり破裂しそうで
#想像するだに恐ろしいですよね。



これが、マザー基板にマウントした図です。
電源コードがぶらぶらするので、瞬間接着剤でIC真中で止めました。

さて、データの書き込みです。
工夫するといろいろやりかたがあるようですが、

「NVRAM AND FAQ AND kosmic」 でWebsearch で見つけた
http://www.dobyns.com/barry/sunprom.html
を参照して以下のようにしました。(というか記憶があやふや m(..)m )
#本日、追試はしました。
#というか、上記間違っていて焦りましたが、このページの通りに
show-devs  (eeprom の行を探す)
cd /obio/eeprom@0,200000
.attributes  (address のアドレス(ffee9000)をメモ)
device-end
reset
ffee9000 pgmap?  ( の出力が  0.7120.0000 ) で
NVRAM は実際には 1fd8 からなので、 0x1000 足して
 「71201000 obio 0 map-page」を探索しました。ふぅ今日も大変でした。
#メモが見つかれば同じ苦労を繰り返さなくて済んだものを(汗)。

もしsecure モードだったらどうしようと恐れつつ幸い OK プロンプトは
出てくれました。以下 .idprom の値32バイトのデータを設定します。

71201000 obio 0 map-page
fd8 32 dump
xxxxxxxx fd8 l!
xxxxxxxx fdc l!
xxxxxxxx fe0 l!
xxxxxxxx fe4 l!  (ここは kosmic さんのページがわかりやすいです)
00000000 fe8 l!
00000000 fec l!
00000000 ff0 l!
00000000 ff4 l!

ダンプして書き込みの確認をします。 (.idprom も併用しました)
fd8 32 dump


なお、SS10 の場合、最初は次のようですが、未確認です。
SS10> f1201000 f 0 map-page

(A)2002/03/10 追記。
A|  2001年秋に、SS20のNVRAM書き換えをしましたが、
A| 「l」エルでの書き込みできませんでした。バイト単位の、「c」
A| コマンドで書いたと思います。結構面倒です。
A| (/dev/ttya のroot ならダム端末でコピーペーストできるのに)
A| 
A| 0 fe8 c! のように32回、各アドレスに対して書き込んだと思います。
A| (半年近く前なので記憶があいまい)
A| 
A| xx fd8 c!
A| xx fd9 c!
A| xx fda c!
A| xx fdb c!
A| xx fdc c!
A| (略)
A| 00 ff4 c!
A| 00 ff5 c!
A| 00 ff6 c!
A| 00 ff7 c!



おまけ−−−これがマシンを前から見た図です(笑)



(A)そろそろU5が欲しいです。いまだにSunOS4(笑)。

最後に、まだ当分電池は残ってそうでしたが、メインのDialup用
マシンなため、ある日突然起動しなくなるとすごく困るので、
敢えて電池を交換してからマシンリプレースしました。
#以前使っていたSS2だと電池切れても起動したと思います。

以上:2000年10月1日 初版作成

撮影したのは7月なので、かなり記憶があいまいです m(..)m

--- 更新履歴
2002/03/10  Rev-A  紹介しているURLが見れないことを補足。
            Rev-A  SS20での、cコマンドの記述を追加。

2007/08/20 付近。 サイト移動しました。rim の各種旧サービス終了にともない
                  メールなどを移行するのと同時にこちらへ移動。

2007/09/28 Rev-B  TITLE修正。URL表記修正。 逆リンクみると↓があり、
                  http://cgi30.plala.or.jp/~sasakiss/linkv/linkv.html
                  そこに、クレア工房さんの電池交換の説明があったので
                  リンク先に追加しました。